2011年12月31日土曜日

ぶらぶら年末京都旅行

年末に京都に行こうと思い立った。持ち込んだ機器は、MacBook Air、iPad、iPhone、予備バッテリー。

ソフトバンクの3G回線、WiMAXはほとんど問題がなかった。WiMAXは山のほうなどでは入らないこともあったけど、京都市内ではほぼ利用可能。ひとつだけ落とし穴が、ホテルに有線LANしかなく、しかも自分がMacBook Airの有線LANケーブル(Apple USB Ethernet アダプタ )を忘れたので、ホテルでもWiMAX。でも、ホテルが11Fということもあってか、電波状態が悪く、なかなか苦労した。

京都観光をする上では、出先でiPadを利用して情報収集などしたけど、いろんな情報を入手することができた。あまり情報不足でこまることはないだろう。PC一台もってやってきても、ホテルの予約から観光情報収集など、すべてこなせる。

ひとつ残念なのは、観光マップをオンラインで提供していないこと。京都駅の京なびなどの観光案内所でも、カウンターでお願いしないともらえないようだ。観光マップこそPDFなどで配布して欲しいもの。

2011年12月19日月曜日

ユーロ

ユーロはジリジリと下落を続けている。各国政府の思惑が絡み合って、なかなか効果的な対策が出てこない。 Too Little, Too Late.

1.ECBの対策が不十分ならユーロ下落
2.ECBが打ち出した銀行への資金供給が安定性に寄与でも、通貨供給増でユーロ下落


上昇するシナリオとしては短期的な動きを除けば、各国が財政規律を守る(ことをマーケットに信じさせる)、ユーロ共同債などでマーケットが驚くようなバズーカをぶっ放すっていうところだろうか。実現性はなんとなく薄い気がする。インパクトのある暴落とかあればさすがに動くかもしれないけど。

いずれにしてもユーロは当分下落を続けそうな気がする。セリングクライマックスはまだ先か。

2011年12月16日金曜日

しかし、換金売りはすごいことになってる

商品市場での換金売りは尽きることなく続いている模様。これがいつ終わるかはわからないけれど、いつかは終わる。今回はかなり長引く気もするけど。何せクライマックス的な感じがまだない。

この流れが終わったらきっと買いのチャンスもあるかなと思う。今までの調整の具合からみて、貴金属ならパラジウムとか銀あたりに妙味がありそう。もちろん金の調整が続くうちは大きく戻すこともないだろうけど。

2011年12月11日日曜日

ヨーロッパの動きに関して

う〜ん。ECBの発言要旨があまり理解されていないケースが多いように思える。
よくみればこれってすごい?EU域内の銀行には必要資金全部融通ってことかな。「ECB、3年物資金供給オペ実施を決定 全額供給し信用収縮予防」:
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE7B700320111208?feedType=RSS&feedName=topNews



と思ってたら、やっぱこんな意図だったということが報道されてた。

ECBのノワイエ氏:流動性供給措置は「バズーカ砲」、金利低下へ:
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVYACY1A74E901.html


FRBのように直接購入はしないものの、銀行に無制限にお金を渡すということだし、国債購入も促すのかもしれない。これはQEとまったく効果は変わりない。


残念なことに特に日本の新聞なんかの報道などでは理解されていないようである。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20111210-OYT1T00803.htm?from=y10

2011年12月4日日曜日

Spotify〜驚異のサービス

Spotifyがすごい。どんなサービスかっていえば、音楽聴き放題サービス。他のサービスとの違いといえば、iPhoneなどのガジェットローカルに落としてしまえば、オフラインでも聴くことが可能になるということ。あと、ユーザインターフェスが洗練されていて、操作がやりやすい。

新譜のチェックなんかはほぼこれで完了できるし、実に快適。CDやiTunesでの音楽購入もこれでずいぶんと減るんではないかと思っている。

このサービスの問題点は日本では提供されていないということだろう。きっと日本の関係各位が騒いでいるんだろうと思うけど、どうやったって世界の流れは変わらないのだから、その上でうまくやればいいのにと思う。本当に音楽関係では日本の業界の異様さが最近目立つ。

日本で利用可能なサービスっていえば、groovesharkになるのだろうか?これは海外でも業界が騒いでいるので、今後どうなるかはわからないサービスだけど、チェックくらいには使えるかも。

2011年12月1日木曜日

イラン英国大使館襲撃問題

イラン情勢が緊迫してきた。きっかけは当然前述した大使館への襲撃をイランが防がなかったこと。英国としては当然の反応であろう。日本やサウジあたりと反応は違うのだ。本当は日本も公館への襲撃などには毅然として対応して欲しいものだけど。まあ、それは今回は関係ないのでおいておいて。

英国内のイラン大使館にも閉鎖命令が出て、大使館員は48時間以内の退去を要求されている。

英、イラン大使館を閉鎖=館員退去命令、デモ隊乱入で報復(時事ドットコム)

リンク先の記事にもあるけれど、イラン当局の黙認無しにあのような行動を群衆がとれたとは自分も到底思えない。イランに限らず、シリアでも似たような事例が最近は頻発している。

イランは外交ゲームのルールを破るリスクを考えていなかったのだろうか?

いずれにしても、今後しばらくは緊迫した状況が続くことになるだろう。どのように推移するか非常に注意深くみていきたいと思う。

2011年11月30日水曜日

大使館への攻撃がブーム?

イランで英国大使館にデモ隊が乱入したらしい。

以下一部引用:
【カイロ=大内清】核兵器開発が疑われるイランの首都テヘランで29日、欧米による経済制裁などに抗議する学生らのデモ隊数十人が英国大使館の敷地内に乱入、建物に火炎瓶を投げ込んだり、英国旗を引きずりおろしてイラン国旗を掲げたりした。負傷者の有無などは不明。フランス通信(AFP)によると、デモ隊は治安部隊により排除されたが、その後、一部が再び敷地内に侵入した。

:引用ここまで

引用元:
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111129/mds11112922130008-n1.htm

しかし、この場合、外国公館の警護義務はイランにあると思うけど、警護した様子もなく。このあたりから普通に考えると、今回の件はイラン政府の息のかかった集団の行動と読み取れる。

同様の事象がシリアなどでもサウジ大使館が襲撃されたりしている。こちらも警護する様子がみてとれない。

このようなケースが頻発するのは由々しき事態だ。国家というなら外国公館の警護程度のことはして欲しいものだ。また、英国政府の対応は非常に注目される。

2011年11月16日水曜日

TPPはまとまるのかね?

TPPに参加を検討する国が続々と現れている。カナダやらメキシコ。他にも検討してもいいかもみたいな国が続々と。

これだけ範囲が広くなると、まずまとめるのが大変(無理?)だと思う。本当は利害対立の少ない範囲からやっていけばいいのに。たとえば米国とカナダとか。日本と台湾とか。米国が州をひとつずつ加えていったように、ゆっくりと急がずやっていくべきだ。将来像はともかく、急いては事をし損じる。

なんとなくTPPはかけ声倒れになりそうな気がしてきた。空中分解するか、立ち消えになるかわからないけど。どこかの大国が利害を超えて調整することができるのならば可能性はあると思うけれど、なかなかそうもいかなそう。


数年後が楽しみだ。

Command + 〜 で後ろに見えているウィンドウを動かす

MacではCommand + 〜(クリックとかドラッグなどなど)で後ろに見えているウィンドウを操作することが可能なのだけど、これがかなり便利で、最近重宝してます。

例えば作業しながら後ろに見えているブラウザを操作できると、沢山ウィンドウが立ち上がっている時などは、アプリを切り換えたりしなくてもいろいろと参照可能。他にも、ちょこっとウィンドウの位置を調整したいときなど、重宝してます。

ちょっとした機能のようでいて、かなり便利な機能なので、使ってみてはいかがでしょう。

2011年11月14日月曜日

金、原油比価から考えてみる

金を通貨と考えるひとは結構多いようである。この議論は個人の考え方でもあるだろうから今回はおいておこうと思う。

ただ、モノの値段の尺度として金を利用することには一定のメリットがあることもある。今回は金と原油の価格の関係を考えてみたい。

このグラフは金価格/原油(WTI)価格をグラフにしたもの。1970年〜2009年までをプロットしてある。(CBR年鑑より作成)

この期間においては、ほぼ10倍〜25倍あたりのレンジで推移している。原油の強気相場オイルショック近辺や、2008年あたりでは10倍を切ってる部分もあることが見て取れる。2008年の瞬間風速ではほぼ5倍くらいにまで到達したこともある。

2011年11月11日終値時点のNY金/WTI期近で比較すると、以下の通り18倍程度になる。
1787.5 / 98.99 = 18.06

今後この比価がどのように推移するかはわからないけれど、金価格との比較で原油を眺めてみると、現在は特に値段が高いステージというわけではなさそうである。


今回は需給を考慮にいれていないけれど、もしも金価格が通貨供給量との関連で今後も上昇するのならば、原油も上昇すると自分は考えている。もちろん、需要が今後も増加を続けたり、どこかで供給障害が起きたりすれば、また比価は10倍程度に向かう可能性がある。

2011年11月11日金曜日

オリンパスの飛ばし問題

オリンパスの飛ばし問題から、日本市場の透明性に疑問をもたれているようだ。でも、それはちと違う。飛ばしなんてそもそも古典的な手法で、後から後からでてくるように横行している問題だ。

日本以外だって、ギリシャだってデリバティブ使って飛ばしみたいなことしていたわけだし。フランスだってユーロ加盟時に年金使って怪しげな事をやっていた。

結局のところ、飛ばしをなくすことはできないだろう。苦しくなって自転車操業に陥った会社が高利貸しに手を出すのと同じで、株主や世の中からの叱責に耐えられない経営者は飛ばしに手を出す。

では少しでも減らす方法はあるのだろうか?損失に対しての叱責から経営者が受ける痛みが、今回のような事件の時に受けるペナルティを下回ることになれば、多少は減ってくるだろう。でも叱責で受ける苦痛はとてつもなく大きい。ペナルティは相当大きくないといけないだろう。

過去のペナルティを観てみれば、山一の件だって執行猶予がついているし、それならやっちゃうと思う。だって、犯罪者として責め立てられてつらいっていってもそれは巨額損失出したって一緒だし、そもそもばれなきゃいいのだ。

というわけで、きっと飛ばしを含む粉飾決算が減ることはないだろう。


でも発見を早めることはできるかもしれない。今回オリンパスでこの問題があぶりだされたのは、外国人経営者だったからという面があることは間違いがない。日本人同士の暗黙の了解で黙っていたものをぶちまけられた感じだろう。

その意味で外国人かどうかはおいておいて、外部からの風を経営にいれることがこれからの日本企業には必要になるのではないだろうか?

2011年11月8日火曜日

オリンパス問題から考えてみる

損失隠しで元会長「黙っていて申し訳なかった」http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111108-OYT1T00765.htm

以前の説明と異なる事実が判明ってw もとから損失の穴埋めじゃないかっていう指摘を受けていたと思うのだけど、取締役に名を連ねる人間が今の今まで気づきもしなかったっていうのはどうなんだろう?

まあ、仮にその通りだとして、ケイマンやら怪しげな会社やら介在していて、悪意やら犯罪の臭いがぷんぷんしている。

そういえば、ライブドアの社名が消えるというニュースが時を同じくして流れているけれど、今回のオリンパスの罪はライブドアの粉飾より、どう考えてもずっと重い。ライブドアの粉飾は所詮貸借対照表の資産に計上するか、利益に計上するかという違いだけで、お金がどこかに消えたわけではない。しかし、ライブドア件では月曜日に特捜が入り株価はだだ下がり、マスコミも連日血祭りに上げ、ライブドアは火だるまになってた。当時社長のホリエモンは今や塀の中。


デザインはこちら:
http://smalldesign.jp/?pid=32471014

オリンパスの会長やら、関係した取締役はきっちり裁かれるのだろうか?そこにいま一番興味がある。何せホリエモン以降、どんなに金額規模が大きく、悪質でも、上場企業の粉飾決済は罰金刑くらいで済んじゃってるのがほとんどだから。

2011年11月7日月曜日

Office for Mac

ちらっとAmazonをのぞいたら、Office for Macがまた安くなってるw1本かって、その後安く発売されたファミリーライセンスを購入したのだけど、またさらに安くなった様子。結構お得かも。

ファミリーライセンス(¥ 13,790 11/7現在)http://amzn.to/smnQJ3

1ライセンス(¥ 12,181 11/7現在)http://amzn.to/utAC1T

Windowsユーザが多いため、普通にOfficeを利用するという必要もあるということで購入するケースが多いかと思うけれど、他にもこんな機能が。

打ち合わせの際、会議内容を録音しておいて、後でそれを参照しながらメモを確認できるという機能。打ち合わせなどにかなり重宝するので、かなりのお気に入り。これに気がついたときには、なんて神機能だと思ってしまったw

はじめから安くしてくれればいいのにと思ったのは内緒ww

2011年11月4日金曜日

MacOSX Lionの3本指ジェスチャ

MacをOSX Lionにしてからトラックパッドのジェスチャで、3本指上下スワイプがMission ControlとExposéに割り振られて、ちょっと不便だなと感じてた。

というのも、Snow Leopardのときは、Firefoxでは3本指でcmd + ↓とかcmd + ↑と同じ動きをして、これにAutoPagerなどを組み合わせると、サクサクWebを読めてたし、Reederでも前の記事、次の記事への移動が3本指の上下で移動だったので、トラックパッドで閲覧が完結していた。

なにせ、情報をかき集めるときには楽だった!

とはいえ、OSが対応しないものはしょうがないとあきらめていたのだけど、昨日なぜか元に戻っていることに気づいた。リクエストが多かったのかな?

トラックパッドの設定から戻すことが可能になっていると思います。
結構便利な機能だったので、以前気に入っていた方は是非どうぞ!

2011年11月1日火曜日

Amazonの電子出版問題に思う

Amazonの電子出版にあたっての契約が国内出版社にとって厳しいということで、Amazonを指さして金切り声をあげている反対勢力がいるようだ。

「こんなの論外だ!」アマゾンの契約書に激怒する出版社員 国内130社に電子書籍化を迫る


でも、Amazonは自社にとって都合のいい契約を出してくるのは当然であって、出版社側だってカウンターオファーを出すことも可能だし、交渉が平行線だったら契約を結ばず、Amazonから出版しなければいいだけだと思うのだけど。iBookの方が条件いいと思えばそっちとだけ結ぶのもありだろうし。

作家との話し合いだってやればいいだけの話だ。そもそも絶版になって書籍からの印税なんて入ってこなかったのだから、作家だっておいしい話だ。一時金が払えないなら、売上から支払う契約にすればいいだけだと思う。

紙の書籍より安くするのが嫌なら契約結ばなきゃいいし。きっと業界の慣習でずっと仕事してきて、交渉なんてしたことがないのだろう。

ひろゆき氏はTwitterでこんな風につぶやいている。
引用:
 Hiroyuki Nishimura 

Amazonが電子出版の55%を取りたいって日本の出版社に言った話が、なんで「Amazonひどい」になるんだろう。嫌なら、Amazonに乗らなければいいだけ。Amazonの流通網を使いたいけど、金額は出版社に有利にしたいって駆け引きでしかない。


:引用ここまで
ほんと同意だ。

誰の幸せにもならないっていうのも嘘。少なくとも消費者は損しない。昔の書籍を古本屋巡りしたりしなくてもいいっていうだけでも大きな進歩だ。出版社や取次の都合でちょっと時がたった良書が書店にならばないっていうのは異常事態だ。
実際、英語での出版物はKindleで買っているし、ものすごく便利。世界で売れる出版物ならマーケットも広がると思うが。

印刷さえすれば取次からお金が入るから、その仕組みの上で自転車操業してた出版社なんかはどんどん淘汰されるだろうけど。


個人的にはAmazonやAppleでなくたっていい。Sonyだって、楽天だって、Googleだって。いい本に出会う機会が増えれば単純にそれだけで人生得だし、それが安く手に入るとなればなおうれしいっていうだけだ。

ノマド、難民になるなかれ

先日からTwitterのTLに日本には公衆の電源環境と解放されているWi-Fiが少なすぎるという議論があった。まさに同意で、海外の都市部であれば比較的このあたりは整備されている印象がある。

カフェはひとを呼べるという側面があるので、導入している店舗も多いけれど、回転率が悪くなるため、売上増に必ずしも直結するものではないらしい。

電源に関しては公共のスペースに有料で設置したっていいし、企業CMとともに設置してもいいのではないかと思う。有料の電源を設置したら都市部では重宝されないかな?

Wi-Fiに関しては匿名アクセスをどのように扱うかということも考えなければならないだろう。東京都がネットカフェで身分証を提示させるようにしたのはまさにこれだ。カフェで誰でもということになれば、この問題はでてくるかもしれない。これで及び腰になっているカフェなんかもあるかもしれない。

個人的には匿名アクセスによる被害のデメリットより、使う側の利便性を考えて解放するほうが社会にとってメリットがあるのかもとは思う。

ホテルであれば身分もはっきりしてる(ことになっているw)わけだし、Wi-Fiを解放してもいいのではないだろうか?実際外国人が多い宿ではWi-Fiが解放されていることが多い。

余談だけれど、先日名古屋の某ホテルに宿泊した際、Wi-Fi完備って設備紹介に書いてあったのにもかかわらず有線LANしかなかったホテルがあった。たまたま有線LANを使えるよう準備もしていたのでよかったけれど、iPadやiPodで接続しようと思っているお客だったとしたら大変だ。これだけiPadが売れているっていうニュースが流れているんだから、ホテル業界も他人の問題としてではなく考えてみて欲しいものだ。有線LANがあるなら追加投資金額もそんなに大きくない。

現在日本において、難民とならなず、安心してノマドをやろうとすれば、モバイルルータと予備バッテリー類は必須かもしれない。

2011年10月30日日曜日

MacBook Proを買った

というわけで(どんなわけだw)、先日アップデートされたMacBook Pro13インチi7を買ってきた。

出かけるときには買うつもりはなかったのだけど、現物みたらどうしても欲しくなりそのまま購入してしまった。まあ、もともと欲しかったっていうことで・・・

用途はこないだ壊れた居間用のMacBook Airの後継機。居間用端末はWebのパトロールにメールに各種SNS、動画、音楽などなど実に用途が多いので、そこそこスペックが欲しい。大きさは11インチは小さいけど、あまりに大きくても寝転がって使えないなどいろいろと問題がある。ということで経験的に13インチくらいが丁度いいかな。

持ち帰って早速Time Capsuleからデータを移行。この環境の復元の容易さも革命的。昔はアプリをインストールするだけでもかなりの日数がかかったものだけど、数時間放置しておけばアプリもデータも元通り。

しかし、今年購入したアップル製品をリストにまとめてみたら何やってんだっていう気もしてきたw

今年買ったアップル製品
iPod touch 1台
iPhone 2台
MacBook Air 3台
Time Capsule 1台
iMac 1台
Apple TV 1台
iPad 2台
MacBook Pro 1台
その他外付けDVDとか、アクセサリーとかとか・・・

2011年10月28日金曜日

MacBook Proが欲しくなってきた

アップデートされたMacBook Proが欲しいw古い方のMacBook Airが壊れた(壊したw)ので、モバイル用の11インチを居間にも持ち込んでいるのだけど、やっぱり画面が小さいので、ちょっとよくない。

母艦をiMacに移したら快適になった。おもにメモリー搭載量の違いによるものと思われるパフォーマンスの違い。新しいMacBook Airもメモリという意味ではちょっと不安がある。

なので、メモリーを多めに積んだMacBook Proを居間にどうだろうと思ってみた。

問題はいつ買うかかなw

2011年10月24日月曜日

iPodが変えたもの

iPod革命10年…160億曲販売でCD激減


まったくその通りだろう。CDはiTunesによって売れなくなったのは間違いない。もはや今は音楽の買い方は昔とは全く違う。ジャケ買いなどは遠い昔の風習と化してしまった。

ほかにもミリオンがなくなったこともiPod+インターネットによる変化といえるかもしれない。多様なメディアから情報を収集することで、圧倒的に価値観が多様化する中、iTunesは在庫リスクなどないから、ラインナップをリアル店舗よりずっと広げることができる。これによってたま〜に誰かが買う音楽の売り上げをビジネスにすることに成功した。

もともとはCDを作成するためにはCDをプリントしたり、流通させたりと様々な行程が必要だった。ゆえにメジャーレーベル以外は儲けを出すことが難しかったのだ。

逆にCMをガンガンうって、ドラマの主題歌になればミリオン!的なマスコミ+音楽業界のやり方はつぶされた。1990年代にヒット曲を飛ばしまくっていたアーティストはいまなかなか同じようなヒットを出すことができない。決して力が落ちたわけでも、飽きられたわけでもなく、構造が変わったのだ。

下記のリンクをみれば、何かの登場と時期を同じくしてミリオンが減っているのがみてとれる。

ミリオンセラー作品数の推移(日本レコード協会)


現代のミュージシャンは世界中をマーケットにできるメリットは得たけれど、世界中のミュージシャンと競合しなければならなくなった。加えて、昔の音楽とも戦う必要がある。マドンナとガガは同列に勝負しているわけだ。

同じことはアマゾンでも起きているし、これから電子書籍が出てくれば同じことが起きるだろう。

2011年10月21日金曜日

カダフィの死

長く独裁体制をひいてきたカダフィ大佐が亡くなったというニュースが昨夜流れてきた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011102102000189.html

情報が錯綜しているので、死因とかそういったところは定かではないけれど、結構国際社会は歓迎している様子。

でも、これでリビアの状況が落ち着くかというとどうなんだろうと疑問に思えてくる。今まで、カダフィの独裁で、国会もなければ、憲法もない。今回の騒動も思想的なバックがあるわけではなく、カダフィ憎しで群衆集まったに過ぎない。

今後、様々な利害が対立して、リビア中がぐちゃぐちゃになるだろう。石油があるだけに、海外が手をだすことも考えられ、さらにぐちゃぐちゃになることもありうる。

まともな形で収束する前に、一騒動あるんだろうなと思う。

2011年10月17日月曜日

iMacの画面の曇り(結露?)

今日、iMac作業しながら、ちょこっと画面のホコリが気になったので、画面を拭いた。そしたら、画面が曇ってほとんど作業不可能な状況に・・・

故障?と思っていろいろと調べてみると、iMacの画面の曇りっていうのは既知の問題として結構事例があるみたい。ってことは直前の行った、画面を拭くっていう作業が原因か。きっと拭いた際に温度差が生じて曇りがでたのだろう。

30分程度そのまま作業していたら、すっかり曇りはなくなった。

写真をとったりしなかったので、説得力にかけるけど再現実験なんかはあんまりやりたくないww

教訓としてはiMacは作業中に画面を拭かない方がいいみたいですね。

Occupy Tokyo

Occupy Tokyoと銘打ってのデモがあったようだ。TV各社が久しぶりの大規模デモと報道しているけど、一連のフジデモの方がずっと人数が多いような・・・まあ、それはいいのだけれど。

今回のデモのテーマはバラバラで、何を主張したいかよくわからない。99%のための社会をっていってるけど、なんかマルクス主義のプロレタリアート革命って言葉を換えただけなような・・・

主張も例えばTPP反対と格差反対が共存しているけど、まとめると”世代間格差、国内所得格差は認めないけど、内外格差は死守”みたいに聞こえる。全体として主張が矛盾に満ちている。

不満のはけ口としての役割だけならこれでいいのだろうけど、自分の生活や、社会を変えようと思うのならば、もうちょっと考えた方がいいのではないかと思った。

2011年10月15日土曜日

市場が間違ってる時はチャンスかも

タイの洪水が騒がれるようになり、マーケットもそれなりに反応しはじめたようだ。でも、タイの洪水騒ぎは結構前からあったのだ。例えば、砂糖市場でもここ一週間くらいタイの洪水を材料視してるけど、その前はほとんど無視していた。

他にもパキスタンの洪水や、米国の甜菜の不作なんかも無視されている。


ここ最近、市場はまったく需給に目をやっていないように思える。外部環境の悪化から売り込まれているものも多い。タイの洪水や砂糖はともかく、探せばチャンスは結構転がってるかもしれない。

2011年10月12日水曜日

FreeMemory

Mac用のフリーソフト。メモリの空きを管理したり、回復したりできるので重宝しています。

シンプルなつくりなので、使い方も簡単。特にメモリが足りない機種などでは結構な頻度で使っています。

作業効率があがるので、おすすめです。

2011年10月11日火曜日

清津峡

週末に清津峡にいってきました。紅葉にはちょっと早かったかも。

Softbankの電波は完全圏外wまあひともあまり住んでいないからしかたないかもしれないけど。

まあ、山に入って電波を探すのも悲しい話ですが。

2011年10月6日木曜日

ジョブズ

ジョブズが亡くなった。痛恨の極み。

米アップルのジョブズ前CEO死去、類まれな才能で業界を革新

彼がいなければ今の世界はまったく様子がちがったであろう。彼の業績をひとことで言い表すことなどできない。

残念でならない。

2011年10月3日月曜日

錯視

これは錯視のひとつになるのだろうか?
http://www.gizmodo.jp/2011/09/post_9374.html

カントじゃないけど、人間はひとりひとり自分の枠組みから物事を眺めている。自分が見えてる気がしているものが、錯視だったり、勘違いだったりしないかチェックする目は持ちたいものだと思った。

2011年9月23日金曜日

欧州発経済危機

今回のマーケットの暴落はまたひどいものがある。欧州発のユーロの問題だったものが、世界に波及してしまった。が、欧州の政治家達にはまだそれほどの危機感はなさそうに感じる。

このマーケットの雰囲気がとまるためにはどうなればいいのだろうか?

1.ギリシャデフォルト
これは必須だと思う。ガンは早く切除しなければならない。

2.ギリシャ以外の国への波及を抑える
ECBが国債を買い支えるということを強くアナウンスするとともに、実行も必要かもしれない。

EFSFの資金枠拡大などでヨーロッパが協調できればいいけれど、それは遅々として進まない欧州の政治状況をみるにメインシナリオとはなりにくい。

ヨーロッパの力だけではムリなら世界で協調して支援することも必要になるのかもしれない。

3.その他
1930年代に酷似している現在の状況では、どこかでヨーロッパとは限らず、世界のどこかで戦争が起きたりするかも。それはやめて欲しい。欧州共同体の起源からすれば皮肉だ。


このような感じだろうか?引き締めは橋龍のときの増税、緊縮財政のときが参考になるかもしれない。思いもよらないところで破綻が起きたりするかも。あのときも拓銀やら長銀やら山一やら。もちろん政治のせいだけじゃあないけど。

いずれにしても、危機のピークはいまではなさそうな気がしている。もちろん危機が頂点に達すれば、そこは投資の絶好のチャンスとなる。

2011年9月21日水曜日

金利高から金安?

こんな記事をみつけた。
米国の金利上昇から金バブル崩壊、円安局面へというロジック。

9月FOMCで何が決まっても円安転換か。
金のバブルはついに破裂の重大局面へ
http://zai.diamond.jp/articles/-/118099

なるほど、米国の金利は歴史的な高値圏にあるし、金もバブルっぽくみえないことはない。短期的には調整してもまったくおかしくない、この記事で指摘されている事態に近いことも起きる可能性はあるだろう。

ただし、長期的な金のピークは先のことだと考えている。70年代にも金は半値への下落もあったし、長期金利が上昇しながらも金価格は上昇していた。年単位くらいだと下落もありうるけど、10年単位なら上昇。

金価格が数割落ちたりすれば買い増ししたい。そのときには金は終わったという意見が市場を覆っているだろう。

バブルっていえば、30年以上、下がり続けてきている米国長期金利のほうだと思う。中央銀行が金利をもてあそぶことは不可能だ。

2011年9月17日土曜日

フジや花王や東電や

フジTVに抗議するひとたち、原発に抗議するひとたち、いろいろと言い分はあるだろう。フジや東電のやり方には批判されてしかるべき点も確かに多々あるとも思う。


花王デモ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15626057

でも主張するなら、論理を自分に都合よく飛躍させてはいけないし、弱者(震災被害者や原発での避難者)を盾に自己を正当化してはいけない。みてるとフジや東電や政府をスケープゴートに使っているだけの主張も実に多い。

最近、ヒトラーの我が闘争を読み返して感じたけど、都合のよい飛躍から極論を構築する手法は現在にも引き継がれている。キケンな思想だ。
同じような手法をつかう知事もいる。どこの誰とはいわないけど。


自己の正当性をもっともらしく訴えるものがいるとき、それを疑ってみる目は絶対に必要だ。

2011年9月13日火曜日

パキスタンの洪水

今年もパキスタンで洪水被害が起きているようだけど、あんまり大きく報道されていないようだ。去年の洪水があまりに大きかったから?
http://goo.gl/CtMDj
http://goo.gl/xEiYL

人的な被害もさることながら、農業被害が気になってしまう。こういった災害では農業の被害などが正確に報道されるのはずいぶんと後になってからということが多いので、いろいろと推測するしかない。

パキスタンは砂糖と綿花の大きな生産地でもある。また、昨年の生産の落ち込みからの立ち直りが期待されていたなか、今回の被害である。

パキスタンにおける最近の砂糖需給動向
http://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_000340.html

もくろみ通り、来年は輸出国に戻ることができるのであろうか?今後のニュースに注意しておきたい。

2011年9月9日金曜日

オバマ景気対策2

米国:景気・雇用に34兆円 大統領が対策提案、減税拡大など柱
http://mainichi.jp/select/world/news/20110909dde001030042000c.html

あらたな景気対策として、オバマ大統領が4470億ドルの景気・雇用対策を打ち出した。”国家的な危機を脱するため”とまで言い切っている。ただ、内容に関してはただのばらまきにしかみえない。


大統領選挙に向けてばらまきが加速するのだろうか。共和党は全力で邪魔をするだろうし。なかなか厳しい状況が継続するだろう。

2011年9月7日水曜日

スイス銀行の介入

いやあ、スイス銀行がぶっぱなしたw
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65609913.html

こんな目にあったひともいて、ほんと中央銀行ってのは何するかわかったものじゃない。
http://alfalfalfa.com/archives/4357715.html

日銀もやるべきだとか、日銀にそんな勇気はないとの声もあるけれど、谷垣財務大臣時代(現自民総裁)、日銀もぶっ放して大量のヘッジファンドを破産に追い込んだ事件は記憶にあたらしい。これがいわゆる日銀砲。

イングランド銀行が欧州通貨制度のなか、ポンド防衛に失敗したのも歴史に残る。まあ、この際は自国通貨の買い支えだからちょっと状況は違うけど。
http://www.nobitown.com/dom010515.html


個人的にはこういったことは反対だ。マーケットのことはマーケットに任せるべき。ひずみが大きくなって結局最終的に問題が大きくなる。

そういう意味ではQEとかQE2とかQE3とかいってるFRBも罪は大きい。様々なマーケットに公然と介入しているのだから。このせいでどこかに巨大なひずみができて、いずれ炸裂することになるだろう。

2011年9月5日月曜日

グアムではこれを使うことにした - Mifi

10月にグアムに行く予定になっているのだけど、どうもホテルにWifiはおろか有線LANもなさそうなことが判明w基本、遊びにいくわけだから、さほど頻繁にネットにアクセスする必要はないだろうけれど、まったくつながらないとやっぱり不安。

そんなわけでいろいろと調べていると、Mifiっていうサービスがあるようで、今回はこれを利用してみようかなと思った。料金も多分iPhoneの海外パケット定額を利用するより安いし、MacやiPadも使えるならこれはうれしい。
http://www.globaldata.jp/

さらに海外に頻繁にいくようなら、SIMフリーのPocketWifiとか利用する手もあるだろうけれど、今回は見送り。

ネットワーク問題が片付いたので、すっきり!

2011年9月4日日曜日

電力供給問題なし?

制限令解除後も「電力供給問題なし」 東電が見通し
http://www.asahi.com/business/update/0902/TKY201109020747.html

それはそうなのだろうけど、今年の冬や来年以降はどうなのだろうか?電力供給の短期的な議論も、長期的な議論も進まず、震災から半年近くたった今も具体的に発電所ができたっていうニュースも聞かないし、原発は停止していくばかり。

自分はノマドなので、どこでも仕事は可能。でも、他の大多数のひと同様、電気とネットワークがないと仕事ができない。今年も3月4月くらいは、国外に電気とネットワークを求めて出ようかと思っていたけど、また来年以降はそのようなことを考えなければならないのかもしれない。

実際問題、海外の方が諸費用安いところも多いので、ロングステイとかデュアルライフとか移住とかいろいろと検討してみようかなと思う。

2011年9月3日土曜日

Instapaper

現在、気になったページを後で読むサービスとしてInstapaperを主に利用しています。ページを登録しておけば、あとから時間のあるときにゆっくり読めばいい。

これによって、情報をさらさらチェックする時間と、じっくりと読む時間をわけることができる。移動中や細切れ時間にさらさらとチェックして、まとまった時間でたまったものを読み込んだり、アウトプットの際の参考資料にしたり。

チェックするのと、読む時間をわけることができる効果は大きい!


以前はRead it Laterを利用していたけど、なんとなくInstapaperの方がシンプルで使いやすかったので移行。でも、下記サイトでの比較記事を見てみると自分の用途ではもしかしたらRead it Laterの方がいいのかもしれない。

http://blog.goo.ne.jp/impreza98/e/465480a955cefb59aa909d5814303867

この辺は好みですね。

2011年9月2日金曜日

オンラインストレージ

最近は自分の利用するオンラインストレージはほとんどDropboxになっている。
http://www.lifehacker.jp/2011/07/110717dropbox-faceoff.html

sugarsyncも一時使っていたのだけど、同期に時間がかかる(ような気がした)ので使わなくなってしまった。外に出てると作業完了したらバタッとPC閉じてすぐ席を立ちたいけど、同期に時間がかかると自分にとってはそれがストレス。もちろん使い方によってはまったく問題はないと思う。複数のフォルダを同期できるっていうメリットもあるし。

他にもいろんなサービスがでてきているので、いろいろと試してみたい。特にDropboxはセキュリティで問題を起こしたりしているので、その辺はちょっと気になる。まあ、大したデータはないのだけどw

2011年9月1日木曜日

ノマド的持ち物

最近、外出時に持ち出すものとしては、下記のような感じ。これでほとんどの仕事は網羅できます。

外出してカフェなどで資料を整理したりしていると、なぜか自分のオフィスより集中できるし、思索もうまくいきアイディアなどもでてくることが多いです。オフィスだと行き詰まるのにw

オフィスに勤務しているひとも目的がなくても、ときおり外にでるのはいいことだと考えます。

必須
1.iPhone
2.Wimax モバイルルータ
3.ヘッドフォン
4.本

必要に応じて選択
1.iPadもしくはMacBook Air
2.外部バッテリー

2011年8月31日水曜日

橋下知事、脱税社長から献金

橋本知事のやってることに全部賛同するわけではないし、発言の一部にはキケンな思想も感じるのだけど、それとは別の話。

橋下知事、脱税社長から献金
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011083100644

こんなのとりわけ問題ないと思うけど。そもそも返金する必要もないと思うのだけど。献金者の税務申告を把握なんてできないと思う。

2011年8月29日月曜日

野田氏の勝利

決選投票のすえ、野田氏の勝利が確定した。財政規律を正していくという主張自体に間違いはない。
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_296454

ただし、成長戦略をきちっとして欲しいと考えている。ただ増税っていうだけでは、誰がどう考えてもわかるように、可処分所得の減少から個人消費は減ることになってしまうし、今まで適正に貯蓄や投資にまわっていたものも減る可能性がある。

ただ、個人消費は消費してしまえばそれでおしまいなので、多少減る分には問題ないかもしれない。どちらかといえば怖いのは、将来のための投資が減ること。

消費より貯蓄、投資にお金を回すインセンティブを高め、かつ政府および地方公共団体の支出を減らす方向に舵取りをすべきだ。特に政府および地方のばらまきが今後維持不可能なレベルであることは間違いがない。借金を増やしてきたのは、疑いなく”政府と地方の支出”だ。

新自由主義から社会民主主義への移行が進まず、もとに戻るプロセスなのだろうか?しかし、野田氏が新自由主義者とも思えない。彼の考えをできればもっと語って欲しいものだ。

2011年8月26日金曜日

資産凍結に思う

米国がYAKUZAなどの資産を凍結した。

http://yakuzataiho.seesaa.net/article/217025490.html
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/07/26/kiji/K20110726001284740.html

北朝鮮にリビアなどなど米国が資産を凍結した例は枚挙にいとまがないが。最近はすでに米国の得意技と化してきている。
でもこれは自分の敵を攻撃しているように見えて、実は自分を貶めているだけ。

ビジネスマンからテロリストまで、誰でも受け取ってくれるのがドルの利点だった。それを封じたらドルからの逃避が加速するだけだろう。

もちろん米国にとって、YAKUZAや敵性国家、テロリストを攻撃するのは当然の行為であろう。しかし、方法が間違っている。自分にとばっちりが返ってくるような方法で攻撃しても意味がないことを早く悟るべきだ。そのツケを払っているのは世界のドルをもっている人々だし、その人々が見限ったらドルはどんどん弱くなる。

ドルの威光は落ちるばかり。

2011年8月25日木曜日

金がちょっと落っこちた

昨日は金が急落した。ここ最近の上昇が相当急だったし、皆が金は買いだと思っているようなときはこんなこともよく起きる。新聞に週刊誌、女性誌、果てはエロ週刊誌まで金だ金だともてはやしているのだから。

NY金、104ドル急落 31年ぶり、利益確定売りで
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011082501000155.html

ただ、長期的な見通し(10年後)では明らかに上昇すると考えているので、どこかで買い増ししていきたい。
とはいえ、最高値から10%程度さがったくらいでは、まだ調整とはいえないし、値幅だけでなくしっかりと期間をともなった調整が必要。

金は常にあがるとか、金だけは違うという人々の姿が、あまりみえないようなときに買いに出たい。

2011年8月23日火曜日

Macのバックアップ

Time Capsuleを利用して、MacBook Air2台のバックアップは行ってきたのだけど、iMacもということになるとTime Capsuleの容量が厳しそうなので、いままで自動バックアップは未実施だった。

でも外部ディスクでもTime Machineを構築することは可能なので、今までWindowのバックアップ用に利用していた500Gの外部ディスクを、iMac専用として利用することにした。
http://ascii.jp/elem/000/000/457/457960/

容量は不足(iMacのHDDは1G)だけど、そんなに大量のデータもないので、不足するようになったら新しいものと交換するということで割り切った。

まずはディスクユーティリティでMacintosh拡張形式でフォーマットして、Time Machineのディスクとして登録と。

ほんと簡単。LionならMobile Time Machineがあるので、外部ディスクも必要な時に接続すればよい。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51710148.html
でもiMacではMobile Time Machineが動いていないような・・・

簡単に自動バックアップの環境が整うので、おすすめです。

2011年8月22日月曜日

CPI

米国のCPIが全然あがっていない。
ftp://ftp.bls.gov/pub/special.requests/cpi/cpiai.txt

これだけの金融緩和というか、ドルの大量印刷をしているというのに。他方、中国のCPIはずっと前年比5%を超えている。今月は6%オーバー。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22611920110809

基本ドルに連動していて、対ドルで徐々に切り上げている中国元。その中国でインフレ傾向は顕著。本来ドルよりインフレ率が低くてしかるべき。

これは矛盾している。どこかに嘘や間違いがひそんでいる。

米国のヘドニック法による補正が悪さをしているのが一因ではあるだろう。例えば、PCの性能があがれば、値段が下がったとして補正するアプローチのこと。
自分がドル圏にいくたびに、ビールの値があがり、食事の値があがり、ガソリンの値があがっているのは実感できる。実感としては確実にインフレ環境にある。もちろんバブルがぶっとんだ家などは値下がりしているがww

データ自体は嘘ではない(と思うw)が、嘘つきがデータをつくるときに、こんな矛盾が起きる。そこに投資のチャンスがあったりする。

2011年8月20日土曜日

久しぶりにネット砂漠にいくことにw

10月にグアムに行こうと思ってホテルと飛行機を予約した。グアムは年に1度くらいはいっているのだけど、今回はいつもと違うホテルにしてみようということで別のホテルに。

ところが、予約が完了してから、宿泊予定のホテルには、Wifiはおろか、有線LANの環境もないことが判明・・・iPhoneがあるから、ほとんどの用途はこなせるのだけれど、銀行間の資金の移動とかiPhoneでは対応できないこともある。その場合は、Wifiが使える場所にPCもって移動で対応することにしよう。

実家みたいw

でも、やっぱりホテルにはインターネット環境くらいは備えて欲しいなと思った。

2011年8月19日金曜日

食料は大丈夫なのだろうか・・・

アフリカの角の飢餓のニュースにあるように、食糧事情が悪化している地域が散見される。この中、食料価格が上昇しているのが気になる。なるほど、各種金属や、エネルギーと比べると、この10年それほど上昇してはいないけれど。

仮にここで価格の上昇があったら、世界情勢はさらに不穏なものになってしまうだろう。在庫率が史上最低水準を這い回っているので、需要が増加すれば価格はあがるだろうし。

天候もいつも味方してくれるとは限らない。供給が減っても価格はあがる。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920016&sid=a0lFMrC0a3Ug

ちょっと暗い気持ちになってきた・・・

2011年8月15日月曜日

サマソニとSoftBank

昨日はサマーソニック2011にいってきた。ひとが多いということで、SoftBankの電波は利用できるか不安だったけど、やっぱりデータ通信はほとんど利用できなかった。音声通話は普通に利用できた。

あの人数をカバーすることは困難だろうが、やっぱり大きなイベントなどには移動基地局などももっと対策して欲しいものだ。だってメールすらできない。

WimaxはQVCマリンフィールド内で一度だけ立ち上げたけど、つながることもあるという程度だった。まわりに沢山利用者がいる感じではなかったので、単純にエリアのはじっこということなのだろうか。

もちろん、帰りの電車が混みすぎて駅にすら入れず、終電を逃すような状況だから仕方のない面もある。

2011年8月13日土曜日

Viber

Viberを知り合いに教えてもらってiPhoneに入れてみた。これはスカイプみたいなものだけれど、IDを交換する必要が特になくって、電話番号がわかっていればOKというのが特徴。
http://blog.business.nifty.com/2011/03/viberskype-cbeb.html

簡単に使えて音声通話は無料なら利用は増えてくるかもしれない。

まだあまり利用しているひとは、自分のまわりを見渡す限りあまりいないけれど、これから普及するだろうか?

Androidにも対応したらしい!
http://exdroid.jp/d/10272/

2011年8月12日金曜日

国債格下げ回避できた?

オバマ大統領が積極的な歩み寄りがあれば米国債の格下げは避けられたと共和党への非難を行っている。http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110812/mcb1108121011022-n1.htm

彼は本質をまったく理解していない。S&Pは歩み寄り云々の前に債務削減幅に関して具体的に言及していたし、今回それを無視したのはどちらかといえば民主党。それ以前に、2次曲線的に増加する債務残高を放置し続けてきた。もちろん、これらすべては共和党も同罪。

刷り散らかしたドルで買い物や戦争をして、貿易黒字国に米国債を保有してもらうというスキームはどこかで破綻せざるを得ない。きっと10年以内に。

2011年8月10日水曜日

テキストエディタ

PCを使い出してから、自分の使用頻度の高いアプリのなかにメーラーがあったけれど、メーラーは最近Web(Gmail+chrome)でこなしているので、使わなくなる日も近いかもしれない。

で、次に多いかなというのがテキストエディタ。Unix使ってたときはEmacs、Windowsメインだったときは秀丸。最近はMacが多いのでmiを使ってDropboxに投げ込んでクラウドで利用していたのだけど、SimpleText.wsを使えばブラウザでテキストエディタを動かして、そのままクラウドに保存できるっぽいので利用してみた。

使ってみたら結構便利。バージョンの管理とかもエディタ側でやってくれるし、エンコードがどうだとか気にしなくていいから、Windows使うときも問題なし。
フルチューン秀丸的な使い方もありだったけど、何にも機能がなければそれはそれでOKだった。

もちろんネットワークにつながってないときには使えないけど、そのときはmiを使えばいい。でも、そもそもWimaxあるし、iPhoneもあるからあんまり問題がない。

ていうわけでテキストエディタもクラウド化してきています。

2011年8月7日日曜日

米国債格下げ

S&Pが米国債の格付けを1ノッチさげて議論になっているのはご存じのとおり。自分にとってみればいままで最高格付けだったのが不思議だけれど。

すでに織り込んでいるとの意見や、リスクオフで結局米国債はあがるとの意見やいろいろあるし、短期的にどう動くかなどは結局わからない。

巨額資金の受け皿となりうるのは米国債しかないという意見も支配的。しかし、モノやサービスと比してなぜそれほどの資金が存在し、米国債がその受け皿になっているのだろう。

歴史を眺めても、いずれその状況も変わっていくに違いないと思うのである。

2011年8月3日水曜日

日立がTVから撤退

日立がTV生産から撤退するとのこと。当然の流れであろう。日本の電機メーカーはTVへの思い入れが強い傾向があって、なかなか手を引くことができないようだ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110803-OYT1T00584.htm

あとは過剰な品質へのこだわりなどで、価格競争力を失い、海外でシェアを失っているのも周知のとおり。海外ではあまり日本メーカーのTVをみかけることがなくなった。

もちろん技術的なアドバンテージもなくなってきている。

TVに象徴的にあらわれているけど、日本の電機メーカーはジョブズが戻る前のアップルのようだ。

ジョブズのような、イノベーターの登場が望まれる。

2011年8月1日月曜日

名古屋でノマド

週末から鈴鹿八耐を観戦するために、名古屋に。ホテルは紹介に無線LAN完備と書いてあったのだけど、有線だったw一応Wimaxもつながったし、さらに念のためにApple USB Ethernet アダプタを持って行ったので問題はなかった。備えあれば憂い無しw

鈴鹿サーキットにはWimaxをもっていったが、まったく問題なく利用できた。

名古屋は食事がおいしい喫茶店も多いし、漫画喫茶もややこしい手続き無しで入れるところが多いし、公園や広場も多くて、ノマド的に仕事するにはいいなと思った。

2011年7月30日土曜日

新潟で豪雨・洪水

豪雨:39万人に避難指示・勧告 死者・行方不明5人に 毎日新聞 2011年7月30日

自分の実家は新潟県中越地方にあるのだけど、避難勧告がでたとのこと。今回の雨、洪水による被害がどの程度のものになるかは、まだわからないけれど、農業には一定の影響があるだろう。

東北も地震による被害があるだろうし、この上新潟もということになると、今年の国産米は結構厳しいものになるかもしれない。

ちゃんとした統計が発表されていないので、実際どうかということが把握できないのが、国産米のつらいところ。米先物が上場されれば、少しはそのあたりも整備されるのだろうか。

2011年7月29日金曜日

ギリシャショックをみて思う金本位

ギリシャの財政危機から昨年から、ユーロ圏全体に不穏な空気が漂っている。ギリシャがユーロに加入するために、各種のごまかしを行ってきたことは隠すことはもうできないし、盛大にばらまきも縮小せざるを得ないだろう。

ユーロ圏が内包している問題(特徴)は、金融政策と財政政策が切り離されているということだろう。個別の国の事情で金融政策をいじくり回すことができない。

これって金本位も同じ事で、国は財政政策のみで舵取りを行う必要がある。他に一つ方法があるとすれば、ごまかし。これは過去の金本位下、各国が行っていた。ユーロ下で、ギリシャもやっていたので、実は有力な方法かもしれないけれどwユーロ加入前のドイツやフランスもごまかしっていうか、トリックを使っている。

金本位下においては結構頻繁にデフォルトが発生していたのは、今回のギリシャと同じ問題があるからだ。政治家は借金してでも、ばらまきをするのが本能だし、国民はいろいろと特典を求めるが、お金は有限。

ユーロはまだマネーサプライを調整可能なだけマシかもしれない。金本位には、借金か、ごまかしか、ちゃんとやるwかの3択しかない。


現行のドルを基軸通貨とした、通貨体制に問題があるのは間違いがない。かといって、金本位は、過去何度も失敗してきたという史実を忘れるわけにもいかない。

いずれにしても完全な通貨体制は、いまのところ見つかっていない。

2011年7月28日木曜日

Wimax@新幹線

明日は名古屋に新幹線で移動するので、Wimaxが車内で利用できるかどうかを確認してみた。日付がないので、現状はわからないけれど、多少接続が怪しい区間があると思って間違いはなさそう。
http://www.yamaiko.com/handynavi/wimax-rail.html

プロバイダ経由でWimax契約したので、UQWifiは利用できないので、車内ではあきらめることにしようかな。

他のサービスを確認してみた。
http://railway.jr-central.co.jp/wireless/index.html

ソフトバンクBBが利用可能みたいだから、iPadはWifi利用可能っぽい。車内ではiPadを利用することにしよう。

とはいえ、すぐに着いちゃうので、本を1冊読むことにしよう。

2011年7月27日水曜日

ソロス引退?

ソロスが引退するらしい。自分の資産運用に専念するということだけど。実態はこの10年は外部資金もそれほど集めていなかったので、それくらいでSECに報告したり、顧客にグダグダいわれるのがイヤになったのかもしれない。

ソロス氏、40年のヘッジファンド運用歴に幕-外部投資家に資金返還(1

最近は金を売り払ったり、ほとんどの資産をキャッシュにしたり注目を集めてきたけれど、今後は動向もわかりずらくなるんだろう。

2011年7月26日火曜日

新しいMacBook Airがきた

今日、注文していたMacBook Airが届きました。ネットで物議を醸し出しているように、電源の延長コードは3Pでした。まあ、うちに何本か2Pのものがあるので、海外用ということで保存しておこうと思います。

とりあえず、当面必要なソフトをインストールしてセットアップ完了。今はクラウドがあるので、セットアップも本当に楽。

重たい作業などをさせているわけではないので、今のところ旧MBAとのパフォーマンスの差は体感できていません。

電池が空になるまでつかってみましたが、やはり電池の持ちはちょっと短め。今までが13インチだったので比較にはなりませんが。

ただ小さくて軽いので、外で作業するときには重宝しそう!旧MBAは酔っ払って酒をかけてトラックパッドが壊れたので、今度こそ、そのようなことがないようにしようと思います!

2011年7月25日月曜日

円高傾向が続いてる

円高傾向が続いている。欧州通貨危機や米国債務上限問題などで円に逃避している筋がそこそこ多いということなのだろう。
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072501000068.html

絶対的な水準にはちょっと違和感があるし、円の上昇も結構長いので、多少の戻りがあるような気がしてならない。

なので、最近はリスクヘッジとして、多少円をショートしている。あくまでもリスクヘッジなのであまり大きなポジションではないけれど。

2011年7月23日土曜日

これはLionの不具合?

MacBook AirのOSをLionにあげたら、起動時マウスポインタは動くが、クリックしても反応しないという不具合?がでた。

キーボードでスリープして、再度ログインするとまた動くようになるようだ。大きな問題は起きていないので、しばらくこれで様子をみてみようと思っているけど、何となく気分はよくない。

そういえば、昨日あたらしい注文していたMacBook Airが出荷されたらしい。早くこないかなあ。

7月25日追記:
Reederを一度アンインストールしたのちに、再インストールしたところ症状はなくなりました。Lionにあげたタイミングでの症状発生だったので、Lionを疑ったのですがiMacの方では再現していないので、Reederの方に問題があったと推測されます。

2011年7月21日木曜日

米債務上限の議論

米国の債務上限をひきあげるかどうかが議論になっている。上限を引き上げなければデフォルトとなる可能性が高く、格付け会社は格下げを検討するそうである。

でも、上限を引き上げるってことは借金の額が単純に増えていくっていうこと。短期的な資金繰りをおいておけば、本質的に状況は悪くなっていくっていうこと。

上限引き上げは共和党も飲まざるを得ないだろうから、近いうちに手打ちになると思う。

上限引き上げののち、しばらく米国債価格はあがる(金利は低下する)かもしれないが、いずれ債券価格は下落(金利は上昇)する。いつということはいえないけれど。

MacBook Airをまた購入w

とうとうOS X Lionと併せて、MacBook Airの新型がリリースされた。Thunderbolt搭載ってのと、デフォルトのチップがi5になったくらい?

でも、今使ってるMBAのトラックパッドが壊れてるので、モバイル用に買った。これでモバイルにまでマウスを持って行かねばならない状況は解消。
今のMBAは引き続き利用を続ける(居間用)。

今回購入の構成は11インチ/4G/128G/i7と若干の積み増し。iTunesのデータとか、動画、写真などマルチメディアデータは載せない予定でいるので、さほどSSDの容量はいらないかなと。データはクラウドメインで。

で、Lionになってくるんだろうから、とりあえず現行のMBAもLionにアップデート。マウスの設定が変わったりはあるけれど、今のところ問題なし。

しばらく使って問題なければ、iMacもLionにあげる予定。

2011年7月20日水曜日

ノマドの味方? 〜 カー用品店

今日は、カー用品店がくっついている指定整備工場に車検を依頼して、待合室で仕上がりを待っている最中に、資料の読み込みなんかをしていた。

ここかなり仕事するにはいいかも。平日の昼間だからかガラガラだし、飲み物も売ってる。ソファーはゆったりしてるし、エアコンも効いている。おかげで今日はかなり作業がはかどった。

カー用品店って、なんとなくノマドの人々には利用価値が高そうな気がしてきた。なんたって車で乗り入れできるのが大きい!

もちろん、何か買ったり、作業を依頼したりすべきだと思いますw

他に車でいけるノマドに適した場所ってどこかないかなあ。今みたいに酷暑だったり、台風だったりすると出かけるのが厳しいときには重宝しそう。

2011年7月19日火曜日

富士山とSoftbank3G回線

この連休中に富士山に登ってきた。PCとか持って行ったわけではないけれど、富士山頂でもソフトバンクの3G回線は問題なく使えて、iPhoneで十分に作業ができた。

電波状況:
5合目微妙
6合目〜山頂 ばっちりOK

仕事に忙しい方も、富士山なら仕事もって登れるかもw

2011年7月14日木曜日

QE3?

バーナンキがQE3に言及したこともあって、昨夜は金はドル建てで、市場最高値をつけ、その他コモディティも上昇、ドルはだだ下がりという展開だった。
http://goo.gl/8kOwk

いつ、どんな内容かというのはわからないけど、QE3をいずれはやることになる。もはや麻薬中毒と一緒で、金融緩和がとまったらすさまじい痛みが米国を襲う体質になってしまっている。

このあたりの状況はしっかりウォッチしていこうと思う。いまの状況は歴史的にみてもおもしろい。

2011年7月13日水曜日

補助金ビジネス 〜 原発なのか自然エネルギーなのか

戦後、世界では国家が補助金を出して、農業や産業を保護することには否定的な流れがある。戦前の保護貿易が世界の貿易をなくしてしまったことからも、この流れは正しいことだと思っている。

世界中に例外はたくさんあるけれど、日本も世界になだたる保護主義の国。農業だって、工業だって事実上の保護主義は蔓延している。

電力は海外からもってこれないうえに、地域独占もあって、さらに市場原理を働かせることが難しい。

原発を自然エネルギーに切り換えるか切り換えないかで、不毛な議論が日夜ネット上でも、マスコミでも繰り返されている。

自然エネルギーの定額全量買い取りとは補助金に他ならない。米と一緒。
原発への補助金はまんま補助金である。

それらの補助金を取り去った上で、市場原理にさらせば、自ずと経済的合理性にかなったエネルギー構成になるはず。

補助金は歪みをつくるだけだ。

もちろん経済的合理性のファクターには安全とか、安定も含まれるわけだから、誰にとって悪い話ではないと思うのだけれど。

2011年7月12日火曜日

Reeder for Mac

最近、RSSリーダーとしてReeder for Macを利用しています。その前はNet News Wireを利用していたのですが、試しにReederにしてみました。

Macのトラックパッドが便利に使えるところと、Instapaperとか、Twitterなどのサービスとの連携が簡単にできるところを重宝しています。

記事を流し読みしつつ、気になった記事はInstapaperに投げ込んでおいて、あとでゆっくりと読む感じです。

おかげで最近は、購読数が増えてしまって、ぐったりですがw

2011年7月8日金曜日

ブラジル人の立場

砂糖、コーヒー、大豆などなど、ブラジルは農業大国である。砂糖やコーヒーの価格高騰がいわれているけれど、レアルが対ドルで高騰しているので、ブラジルの農家の実入り(レアル)は、いうほど増えていない。

砂糖やコーヒーはリーマンショックの後に、概ね、倍以上になってるけれど、レアルだって負けずに高騰しているから、円高に苦しむ日本の製造業と同じ状況になっている。

BRL/USDチャート

じゃあ、いまの砂糖とかコーヒーの価格がブラジル農家の生産意欲を刺激するような水準になっているんだろうか?

砂糖を作って輸出するのは、エタノールを作って国内で消費するのと比べて有利なのだろうか?
ブラジルでコーヒーの消費量がガンガン増えているけど、ブラジル国内で売るのと、輸出するのとどっちがいいんだろうか?

ブラジル人の立場に立ってみるとわかってくることもあるのかもしれない。

2011年7月7日木曜日

コーヒー在庫

世界のコーヒー在庫は下記のグラフをみていただければわかるように、この数十年来在庫率が減少を続けている。


Source: Foreign Agricultural Service, U.S. Department of Agriculture (FAS-USDA)
をもとに筆者が作成

で、USDAの最新の発表はさらに状況がわるくなっていて在庫率は10%を切ろうとしている。


グラフは下記サイトより引用:
http://www.alphix.co.jp/html/apxzky_coffee.html

図式は簡単で、需要は新興国需要などで増加傾向、供給も多少は増加しているけれど伸び悩み。だから、在庫は減り続けている。いまここで天候などでの生産障害があったら在庫が枯渇する。

需要>供給

きっと価格はまだまだあがるだろう。少なくともコーヒーの生産が増えるまでは。
でもコーヒーの木は植えてから採取できるようになるまで、3〜4年はかかる。状況は結構深刻だ。

2011年7月6日水曜日

仮想空間商法「ビズインターナショナル」

この仮想空間商法は一度勧誘をうけたことがある。いくつかの質問に納得のいく回答がもらえなかったので、一度説明を聞いただけで終わったけれど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Xing_World
http://goo.gl/YVTMV

なるほど、デモのDVDはよくできていたし、仮想空間内の不動産価格なども具体的に提示されていて、ぱっとみたら本当に詐欺の意図であれだけのものをつくったのか疑問に思うくらいしっかりできていた。

ただ、サーバへの投資とか、資金の調達方法とか、資金の流れが不透明だったし、技術的にも解決しなければならない課題が非常に多そうに見えたのに、問題ないの一点張りだったところにちょっと違和感を感じた。

でも、セールストークは実に夢一杯だから、飛び込んでしまうひとも多かっただろう。自分に必死に説明してくれた女性も、仕事を辞めてすべてをこのスキームに賭けているといっていた。

やっぱり、おいしい話はしっかり検討することが重要なんだと思った。

2011年7月5日火曜日

Time CapsuleとMBA Super Drive

通常使う端末をMacに切り替えてから使い出した外部機器2つ。

Super Driveは普通のDVD-Rだけど、ちいさくていい。いままでWindowsで使ってたヤツはでかくてうるさくて、外部電源が必要で、今基準では使いにくかったので買ってよかった。
でもDVDを読んだり、焼いたりする機会も実はずいぶんと減ってきているので、活躍の機会は少ないかもしれない。

Time Capsuleは無線AP(ルータ機能もあり)にNASがくっついた感じのApple製品。Macだったら意識しなくてもバックアップをとってくれるので、かなりいい。
モバイルでガンガン使ったら、MacBook Airもいつ壊れるかわからないし。でも、これで気にせず使い倒せる。もちろんデータはほぼクラウド経由なので、昔ほど消失のリスクはないとは思う。

もちろん通常のNASとして利用可能なので、蓄積してきたWindowsのデータは大概投げ込んだ。

シャットダウンが電源を抜くしかなさそう(まじか?)なのが、ちょっと不安な感じだけどww

2011年7月4日月曜日

失敗談〜リーマンショック時米国30年債空売り編

リーマンショックを覚えていらっしゃる方も多いだろう。自分も結構痛い目にあわされたので、一生忘れることはないだろうw

リーマンショックでは各ポジションでかなりの損を出したのだけど、今回は、その中のひとつ米国30年債の空売りについて。

チャートをみていただくとわかるけれど、2008年の終わり頃にきわめて金利が安く(債券価格は上昇)なったところがある。

このとき、自分は絶賛空売り中だったので、とてつもなく大きい損失が出た。普段やらないことだけど、損切りさせられてしまった。

このとき学んだことといえば、やっぱり ”ポジションを大きく取りすぎてはいけない” ということ。先日の日記にも書いたけれども、特に空売りにおいては逆行が致命的なことになることも多い。

このケースも長い目でみれば、ポジションとしては大間違いということではないと思う。ポジションが大きすぎたことと、自分に根性がなかったことが敗因であろう。

2011年7月2日土曜日

荒れた電力会社の株主総会

一連の原発関連事故を気に脱原発運動が盛んになる中、注目を集めた各電力会社の株主総会。フタを開けてみれば脱原発動議はすべて大差で否決される結果となった。

TVではヤジの様子とか、反原発派の方が挙手が多かったのに、とかいう意見が盛んに流されていたけど。株式会社なんだから大株主を抑えた方が強いに決まっているのだけど。

そういえば、事前の委任状の状況とか全然マスコミは報道してなかった。開票だけ放送したって意味なくって、事前にマスコミが委任状の件など報道していたら、結果はちょっとだけ違ったかもしれない。まあ、それは置いておいて。

原発関連の大株主には地方自治体が多いけど、そもそも地方自治体はほとんど反対票入れてないんじゃあ?どの自治体がどうとかまでは、掘り下げて調べていないけど、再稼働には難色を示しながら、脱原発に賛成している首長も多いはずだ。それは無難にポーズをとって様子をみているだけだ。彼らはできるだけ、自分への批判を避ける方向にカジを切っている。

とはいえ、何か事をなそうと思うなら、株主総会ではヤジで騒ぐだけではなくって、実際に株主を集めないと意味も力もない。
とりあえず、外部からひとをいれるくらいのことはできるのではないだろうか。これに公然と反対する(できる)大株主(自治体、金融機関など)っているだろうか?

脱原発のいかんにかかわらず、まず電力会社の最大の問題は、閉じすぎているがゆえの隠蔽体質だと思うし、外部からひとが入るようになれば、誰にとっても悪くない。

2011年7月1日金曜日

意外に便利だったSimple Text.ws

自分の使用頻度の高いアプリっていうとWebブラウザとかメーラーとかだけど、メーラーは最近Web(Gmail+chrome)でこなしているので、使わなくなる日も近いかもしれない。

で、次に多いかなというのがテキストエディタ。Unix使ってたときはEmacs、Windowsメインだったときは秀丸。最近はMacが多いのでmiを使ってDropboxに投げ込んでクラウドで利用していたのだけど、SimpleText.wsを使えばブラウザでテキストエディタを動かして、そのままクラウドに保存できるっぽい。

使ってみたら結構便利。バージョンの管理とかもエディタ側でやってくれるし、エンコードがどうだとか気にしなくていいから、Windows使うときも問題なし。クライアントソフトをPC側に入れておくとローカルにも自動で同期してくれる。

もちろんネットワークにつながってないときには使えないけど、そのときはmiを使えばいい。でも、そもそもWimaxあるし、iPhoneもあるからネットワークが全く使えないなんてのは実家くらいかも。

2011年6月29日水曜日

iPad2

4月にiPad2が発売になったのを機に、購入してみた。iPhoneも利用しているけれど、やはりPDFの書類なんかを読むには、画面が狭くて厳しい。

というわけで、発売日に購入!結論からいうと買ってよかった。やはり当初の思惑通り書類は読みやすい。購入した電子書籍なんかもほとんどストレス無く読める。InstapaperとかDeliciousなどのサービスも問題なく利用できるし、Reederなどでの情報チェックもiPhoneに比べて読みやすい。

難点があるとすると、いくつかの金融サービスへのアクセスができないことだろうか。特に資金を即座に移動したいときなどには利用できないことが多い。こんな時はやっぱりMacBook Airを持ち歩くことになる。

が、まあ逆に言えば、資金の移動などの必要があまりなさそうなときであれば、自分にはiPadで十分。家にいなくても、ほとんどのことがこなせる。

家で資料をあさるのも重要だけれど、現場を視察したり、街をうろついたり、思索したりする方が、ずっと重要な仕事だと思うので、こういったツールは本当にありがたい。

2011年6月28日火曜日

IEAの介入の効果

IEAの介入は一定の効果をあげているようで、原油市場は調整ムードを高めているようだ。なぜこのタイミング、この価格でこのようなことをしたか疑問に思っていたのだけど、米国の景気対策ではないかという指摘がある。

豊島逸夫のニュース読解 ジョンポールソンが中国株で躓き

なるほど、確かに石油価格下落は減税と同様の効果がありそうだ。消費者の可処分所得が増えるわけだから。
選挙も近いから、いよいよ、なんでもありになってくるかもしれない。

戦略備蓄は放出した分をいずれ買い戻す訳だから、空売りと同じこと。どこまで彼らが継続できるかはわからないけれど、不自然な価格に抑え込もうとすると、生産への投資が増えず、いずれ強烈なしっぺ返しをくらうことになる。

ドルを刷り散らかし、原油のがぶ飲みを続けながら、価格は下がって欲しいってのはちょっとムシがよすぎる。

過去、米国が天然ガスや材木の価格統制でどんな目にあったのか、オバマ大統領が知っていることを祈る。

2011年6月24日金曜日

戦略備蓄の放出

昨日IEAが原油の戦略備蓄を放出するというニュースが流れ、原油マーケットはパニック的な売りもあり、大きく下げた。
OPECの増産見送りがよほど腹に据えかねたのだろう。

でも戦略備蓄の放出といっても6,000万バレルにとどまる。これって米国の消費量の3日分でしかないし、200万バレルずつ毎日放出ってことみたいだから1ヶ月限定ということになる。

そもそもリビアが日量150万バレル強、生産していたものが、現在は20万バレルくらい?ほぼゼロみたいなもの。概ねそれを戦略備蓄放出で埋めることになるのだけど、この期間にリビアが収まれば問題ないけど、仮にカダフィが倒れたとて、リビアがまともに国として機能するかは疑問だ。

そもそも今って、原油は高いのだろうか?金原油比価でみるとリーマンショック直前の原油高騰局面の3分の1。リーマンショック直前が適正価格かどうかはわからないけど、この10年で一番安い水準にあるのは間違いない。

世界需要は過去最大を更新しつつあり、供給は増えていない。景気懸念のある米国ですら、ガソリン消費量は前年比プラスだ。値が下がればさらに需要は増えそうな気がするが。少なくとも減らない。

供給が増えてこないのは現在の価格では投資するメリットがないということかもしれない。

いずれにせよ、原油はまだまだあがると確信している。

2011年6月22日水曜日

モバイル環境〜MacBook Air

ここ15年くらいはWindowsを利用していたのだけど、今年の頭くらいにMacBook Airを購入してMacへと移行しました。Widows7がときおりとまったりするケース(しばらくすると動く)が頻発して、仕事に使うには問題があったことと、MacBook Airがモバイル用途としてよさそうだったので。

なにせハードディスクをつんでいないので、起動が速い。軽い。マジックトラックパッドが使いやすい。電池もかなりもつ。
モバイルで利用するにはぴったりです。

Macを利用するのは20年ぶりくらいだったのですが、ずいぶんと進化しててびっくりしました(当然ですがw)。

現在はWebアプリでほとんどの金融口座にアクセスできるので、Macだからといって問題もありません。
あたらしいMacBook Airがでるという噂がありますが、即購入の予定ですw

2011年6月21日火曜日

空売りを考える2

昨日の記事にも書いたとおり、空売りは本当に難しい。なので、空売りでは買い持ちとは違うルールを用いている。

1.ストップロス
自分は買い持ちでは特定の値段でのストップなどはいれていないのだけど、空売りは値が3倍までいったらストップロスをいれる。それでも普通のひとのストップロスよりはずいぶんとひろい値幅だと思う。

2.ポジションは小さく
空売りはリターンが限定されているので、ポジションを大きくしたくなるのだけど、ポジションは小さくしている。ストップロスが広いせいもあるだろうけれど。

3.狂ったような高値と感じなければやらない
普通の値段であっても、下がる見通しがたてられることは多い。でも、結果正しかったとしても、とんでもないところまで担ぎ上げられるケースがあるので、空売りに関しては下がるという確信だけではポジションをとらないことにしている。

以上、3項目が自分が空売りを行うにあたってのルールである。

2011年6月20日月曜日

空売りを考える1

自分の投資スタイルは長期投資なのだけれど、空売りも積極的に行う。空売りを行うことで、投資対象は広がるし、うまくやればポートフォリオの安定性を増すことも可能だと考えているからである。

しかし、空売りは本当に難しい。特に自分のように、絶望的にタイミングのとりかたが下手くそなものにとっては、方向性があっていたとしても、とんでもないところまで担ぎ上げられてしまうケースが多い。

空売りが難しい点はいくつかあるけど、経験上はどこまであがるかわからない(リスク無限大)というのが一番難しいところだと思う。

現物の買いでも、レバレッジをかけても一緒だけれど、買い持ち(ロング)においては最大損失は0になることである。だから、基本最大いくら損失をする可能性があるかということはわかる。他方、リターンに関しては理論的には無限大である。

売り持ち(ショート)に関してはこれが逆になる。リターンは有限(価格が0になること)であり、最大損失は無限大だ。

空売りはほんっと難しい。

2011年6月17日金曜日

現在のポジション 2011年6月

現在の大まかなポジションは以下の通り。株式はこないだまで新興国と米国株のショートを行っていたのですが、手じまいました。

投資スタンスは長期なので、方針が動くことはほとんどありません。

円ショートはリスクヘッジなので、あまり大きなポジションをとっているわけではありません。

現在のメインはやはりコモディティのロングです。

株式
日本個別株ロング(一部ショート)
中国株ロング

債権
米国債ショート

為替
円ショート(少し)

コモディティ
原油、天然ガス、金、銀、ゴム、コーン、大豆、コーヒー、砂糖 ロング

2011年6月16日木曜日

6月8日のOPEC総会に思う

OPEC総会が先日、開催された。増産容認派と増産拒否派とにわかれて、事前に様々な情報が飛び交って、原油相場はあがったりさがったり。果ては為替相場にまで影響を及ぼして、増産ならドル高とかいう騒ぎになっていた。

でも、OPECは2008年に原油価格が下落したときに減産して、価格が反転して以降、ヤミ増産をずいぶんと行ってきた。

リンクをみてもわかるように、OPECの生産余力の大半はサウジである。

すでにOPEC加盟国で十分な増産余力を有している国はサウジ一国しかない。クウェートとUEAが多少は有している。この3国にカタールを加えた4国が増産賛成にまわったようである。

増産ができない国にとっては、増産による価格下落は単純に収入源につながるだけであり、反対するのは単純に経済的合理性によるものだ。売れる量が増えないのに単価が下がれば売り上げは減るし、固定費は変わらないのだから。

サウジが増産するとはいってるけど、需要があまりない重質油を増産したところであまりインパクトはない。
そもそもサウジなどは、生産量を増やしながら統計上は生産余力が増えている。新規大油田が発見されないなか、これはすごく不思議なことでもある。本当なんだろうか?

精製設備への投資や、新規油田への投資にお金がまわるくらい価格が上がる、もしくは価格の高騰をトリガーに原油消費量が減少しない限り、需給のアンバランスは続くことになるだろう。いずれにしても価格は上がらざるを得ないということだ。

その価格がいくらかはわからないけれど、生産量や埋蔵量の伸び、需要の増加を見る限り、その価格は100ドルあたりではないのは確かである。

2011年6月15日水曜日

はじめに

都内在住の投資家です。株(国内、海外)、債権、為替、コモディティなどなど、どんなものにでも投資します。ロングもショートも。

自分の投資に関しての考えや、やり方、使っているツールなどなどを買き綴っていこうかなと思っています。

また、質問などへ回答も行っていこうと思っています。