インターネットの普及で情報を得るのが非常に楽になったし、量はインターネット出現前と比べれば比較にならない。
ただ最近、情報を手にしただけで経験までしたつもりになってしまうような風潮があることが非常に気になる。
会話していると”〜ラーメンがさあ”みたいな話をしているときに、”知ってる知ってる、〜系だよね”みたいな会話をしているので食べたことがあるのかと思い色々感想を聞いてみれば、一度も行ったことがなかったり、使ったこともないiPhoneの直感的操作に関して語ってみたりw
情報だけ得て理解したつもりになっているひとのことを情報デブと名付けたのは髙城剛氏だったろうか?髙城氏がいうように経験するということは非常に重要なのである。髙城氏はクリエイティビティは移動距離に比例するともいっている。
知識を吸収したり、情報を集めていろいろと学ぶことは重要だけど、それだけではダメで、必ず現地に行ってみたり、食べてみたり、触ってみたりっていう経験が重要なのだと思う。
京都の歴史を学んでみたって全然ピンとこないかもしれないけど、現地に足を運んで、史跡を眺めてみれば全然違った世界が開けることもあるし、海外で訳の分からん警察と賄賂の交渉をしてみればその国がどんな国かが空気でわかったりする。
情報を集めるだけではなく、意識して何事もできるだけ、実際に経験していきたいと思う。