2011年6月29日水曜日

iPad2

4月にiPad2が発売になったのを機に、購入してみた。iPhoneも利用しているけれど、やはりPDFの書類なんかを読むには、画面が狭くて厳しい。

というわけで、発売日に購入!結論からいうと買ってよかった。やはり当初の思惑通り書類は読みやすい。購入した電子書籍なんかもほとんどストレス無く読める。InstapaperとかDeliciousなどのサービスも問題なく利用できるし、Reederなどでの情報チェックもiPhoneに比べて読みやすい。

難点があるとすると、いくつかの金融サービスへのアクセスができないことだろうか。特に資金を即座に移動したいときなどには利用できないことが多い。こんな時はやっぱりMacBook Airを持ち歩くことになる。

が、まあ逆に言えば、資金の移動などの必要があまりなさそうなときであれば、自分にはiPadで十分。家にいなくても、ほとんどのことがこなせる。

家で資料をあさるのも重要だけれど、現場を視察したり、街をうろついたり、思索したりする方が、ずっと重要な仕事だと思うので、こういったツールは本当にありがたい。

2011年6月28日火曜日

IEAの介入の効果

IEAの介入は一定の効果をあげているようで、原油市場は調整ムードを高めているようだ。なぜこのタイミング、この価格でこのようなことをしたか疑問に思っていたのだけど、米国の景気対策ではないかという指摘がある。

豊島逸夫のニュース読解 ジョンポールソンが中国株で躓き

なるほど、確かに石油価格下落は減税と同様の効果がありそうだ。消費者の可処分所得が増えるわけだから。
選挙も近いから、いよいよ、なんでもありになってくるかもしれない。

戦略備蓄は放出した分をいずれ買い戻す訳だから、空売りと同じこと。どこまで彼らが継続できるかはわからないけれど、不自然な価格に抑え込もうとすると、生産への投資が増えず、いずれ強烈なしっぺ返しをくらうことになる。

ドルを刷り散らかし、原油のがぶ飲みを続けながら、価格は下がって欲しいってのはちょっとムシがよすぎる。

過去、米国が天然ガスや材木の価格統制でどんな目にあったのか、オバマ大統領が知っていることを祈る。

2011年6月24日金曜日

戦略備蓄の放出

昨日IEAが原油の戦略備蓄を放出するというニュースが流れ、原油マーケットはパニック的な売りもあり、大きく下げた。
OPECの増産見送りがよほど腹に据えかねたのだろう。

でも戦略備蓄の放出といっても6,000万バレルにとどまる。これって米国の消費量の3日分でしかないし、200万バレルずつ毎日放出ってことみたいだから1ヶ月限定ということになる。

そもそもリビアが日量150万バレル強、生産していたものが、現在は20万バレルくらい?ほぼゼロみたいなもの。概ねそれを戦略備蓄放出で埋めることになるのだけど、この期間にリビアが収まれば問題ないけど、仮にカダフィが倒れたとて、リビアがまともに国として機能するかは疑問だ。

そもそも今って、原油は高いのだろうか?金原油比価でみるとリーマンショック直前の原油高騰局面の3分の1。リーマンショック直前が適正価格かどうかはわからないけど、この10年で一番安い水準にあるのは間違いない。

世界需要は過去最大を更新しつつあり、供給は増えていない。景気懸念のある米国ですら、ガソリン消費量は前年比プラスだ。値が下がればさらに需要は増えそうな気がするが。少なくとも減らない。

供給が増えてこないのは現在の価格では投資するメリットがないということかもしれない。

いずれにせよ、原油はまだまだあがると確信している。

2011年6月22日水曜日

モバイル環境〜MacBook Air

ここ15年くらいはWindowsを利用していたのだけど、今年の頭くらいにMacBook Airを購入してMacへと移行しました。Widows7がときおりとまったりするケース(しばらくすると動く)が頻発して、仕事に使うには問題があったことと、MacBook Airがモバイル用途としてよさそうだったので。

なにせハードディスクをつんでいないので、起動が速い。軽い。マジックトラックパッドが使いやすい。電池もかなりもつ。
モバイルで利用するにはぴったりです。

Macを利用するのは20年ぶりくらいだったのですが、ずいぶんと進化しててびっくりしました(当然ですがw)。

現在はWebアプリでほとんどの金融口座にアクセスできるので、Macだからといって問題もありません。
あたらしいMacBook Airがでるという噂がありますが、即購入の予定ですw

2011年6月21日火曜日

空売りを考える2

昨日の記事にも書いたとおり、空売りは本当に難しい。なので、空売りでは買い持ちとは違うルールを用いている。

1.ストップロス
自分は買い持ちでは特定の値段でのストップなどはいれていないのだけど、空売りは値が3倍までいったらストップロスをいれる。それでも普通のひとのストップロスよりはずいぶんとひろい値幅だと思う。

2.ポジションは小さく
空売りはリターンが限定されているので、ポジションを大きくしたくなるのだけど、ポジションは小さくしている。ストップロスが広いせいもあるだろうけれど。

3.狂ったような高値と感じなければやらない
普通の値段であっても、下がる見通しがたてられることは多い。でも、結果正しかったとしても、とんでもないところまで担ぎ上げられるケースがあるので、空売りに関しては下がるという確信だけではポジションをとらないことにしている。

以上、3項目が自分が空売りを行うにあたってのルールである。

2011年6月20日月曜日

空売りを考える1

自分の投資スタイルは長期投資なのだけれど、空売りも積極的に行う。空売りを行うことで、投資対象は広がるし、うまくやればポートフォリオの安定性を増すことも可能だと考えているからである。

しかし、空売りは本当に難しい。特に自分のように、絶望的にタイミングのとりかたが下手くそなものにとっては、方向性があっていたとしても、とんでもないところまで担ぎ上げられてしまうケースが多い。

空売りが難しい点はいくつかあるけど、経験上はどこまであがるかわからない(リスク無限大)というのが一番難しいところだと思う。

現物の買いでも、レバレッジをかけても一緒だけれど、買い持ち(ロング)においては最大損失は0になることである。だから、基本最大いくら損失をする可能性があるかということはわかる。他方、リターンに関しては理論的には無限大である。

売り持ち(ショート)に関してはこれが逆になる。リターンは有限(価格が0になること)であり、最大損失は無限大だ。

空売りはほんっと難しい。

2011年6月17日金曜日

現在のポジション 2011年6月

現在の大まかなポジションは以下の通り。株式はこないだまで新興国と米国株のショートを行っていたのですが、手じまいました。

投資スタンスは長期なので、方針が動くことはほとんどありません。

円ショートはリスクヘッジなので、あまり大きなポジションをとっているわけではありません。

現在のメインはやはりコモディティのロングです。

株式
日本個別株ロング(一部ショート)
中国株ロング

債権
米国債ショート

為替
円ショート(少し)

コモディティ
原油、天然ガス、金、銀、ゴム、コーン、大豆、コーヒー、砂糖 ロング

2011年6月16日木曜日

6月8日のOPEC総会に思う

OPEC総会が先日、開催された。増産容認派と増産拒否派とにわかれて、事前に様々な情報が飛び交って、原油相場はあがったりさがったり。果ては為替相場にまで影響を及ぼして、増産ならドル高とかいう騒ぎになっていた。

でも、OPECは2008年に原油価格が下落したときに減産して、価格が反転して以降、ヤミ増産をずいぶんと行ってきた。

リンクをみてもわかるように、OPECの生産余力の大半はサウジである。

すでにOPEC加盟国で十分な増産余力を有している国はサウジ一国しかない。クウェートとUEAが多少は有している。この3国にカタールを加えた4国が増産賛成にまわったようである。

増産ができない国にとっては、増産による価格下落は単純に収入源につながるだけであり、反対するのは単純に経済的合理性によるものだ。売れる量が増えないのに単価が下がれば売り上げは減るし、固定費は変わらないのだから。

サウジが増産するとはいってるけど、需要があまりない重質油を増産したところであまりインパクトはない。
そもそもサウジなどは、生産量を増やしながら統計上は生産余力が増えている。新規大油田が発見されないなか、これはすごく不思議なことでもある。本当なんだろうか?

精製設備への投資や、新規油田への投資にお金がまわるくらい価格が上がる、もしくは価格の高騰をトリガーに原油消費量が減少しない限り、需給のアンバランスは続くことになるだろう。いずれにしても価格は上がらざるを得ないということだ。

その価格がいくらかはわからないけれど、生産量や埋蔵量の伸び、需要の増加を見る限り、その価格は100ドルあたりではないのは確かである。

2011年6月15日水曜日

はじめに

都内在住の投資家です。株(国内、海外)、債権、為替、コモディティなどなど、どんなものにでも投資します。ロングもショートも。

自分の投資に関しての考えや、やり方、使っているツールなどなどを買き綴っていこうかなと思っています。

また、質問などへ回答も行っていこうと思っています。