2011年11月30日水曜日

大使館への攻撃がブーム?

イランで英国大使館にデモ隊が乱入したらしい。

以下一部引用:
【カイロ=大内清】核兵器開発が疑われるイランの首都テヘランで29日、欧米による経済制裁などに抗議する学生らのデモ隊数十人が英国大使館の敷地内に乱入、建物に火炎瓶を投げ込んだり、英国旗を引きずりおろしてイラン国旗を掲げたりした。負傷者の有無などは不明。フランス通信(AFP)によると、デモ隊は治安部隊により排除されたが、その後、一部が再び敷地内に侵入した。

:引用ここまで

引用元:
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111129/mds11112922130008-n1.htm

しかし、この場合、外国公館の警護義務はイランにあると思うけど、警護した様子もなく。このあたりから普通に考えると、今回の件はイラン政府の息のかかった集団の行動と読み取れる。

同様の事象がシリアなどでもサウジ大使館が襲撃されたりしている。こちらも警護する様子がみてとれない。

このようなケースが頻発するのは由々しき事態だ。国家というなら外国公館の警護程度のことはして欲しいものだ。また、英国政府の対応は非常に注目される。

2011年11月16日水曜日

TPPはまとまるのかね?

TPPに参加を検討する国が続々と現れている。カナダやらメキシコ。他にも検討してもいいかもみたいな国が続々と。

これだけ範囲が広くなると、まずまとめるのが大変(無理?)だと思う。本当は利害対立の少ない範囲からやっていけばいいのに。たとえば米国とカナダとか。日本と台湾とか。米国が州をひとつずつ加えていったように、ゆっくりと急がずやっていくべきだ。将来像はともかく、急いては事をし損じる。

なんとなくTPPはかけ声倒れになりそうな気がしてきた。空中分解するか、立ち消えになるかわからないけど。どこかの大国が利害を超えて調整することができるのならば可能性はあると思うけれど、なかなかそうもいかなそう。


数年後が楽しみだ。

Command + 〜 で後ろに見えているウィンドウを動かす

MacではCommand + 〜(クリックとかドラッグなどなど)で後ろに見えているウィンドウを操作することが可能なのだけど、これがかなり便利で、最近重宝してます。

例えば作業しながら後ろに見えているブラウザを操作できると、沢山ウィンドウが立ち上がっている時などは、アプリを切り換えたりしなくてもいろいろと参照可能。他にも、ちょこっとウィンドウの位置を調整したいときなど、重宝してます。

ちょっとした機能のようでいて、かなり便利な機能なので、使ってみてはいかがでしょう。

2011年11月14日月曜日

金、原油比価から考えてみる

金を通貨と考えるひとは結構多いようである。この議論は個人の考え方でもあるだろうから今回はおいておこうと思う。

ただ、モノの値段の尺度として金を利用することには一定のメリットがあることもある。今回は金と原油の価格の関係を考えてみたい。

このグラフは金価格/原油(WTI)価格をグラフにしたもの。1970年〜2009年までをプロットしてある。(CBR年鑑より作成)

この期間においては、ほぼ10倍〜25倍あたりのレンジで推移している。原油の強気相場オイルショック近辺や、2008年あたりでは10倍を切ってる部分もあることが見て取れる。2008年の瞬間風速ではほぼ5倍くらいにまで到達したこともある。

2011年11月11日終値時点のNY金/WTI期近で比較すると、以下の通り18倍程度になる。
1787.5 / 98.99 = 18.06

今後この比価がどのように推移するかはわからないけれど、金価格との比較で原油を眺めてみると、現在は特に値段が高いステージというわけではなさそうである。


今回は需給を考慮にいれていないけれど、もしも金価格が通貨供給量との関連で今後も上昇するのならば、原油も上昇すると自分は考えている。もちろん、需要が今後も増加を続けたり、どこかで供給障害が起きたりすれば、また比価は10倍程度に向かう可能性がある。

2011年11月11日金曜日

オリンパスの飛ばし問題

オリンパスの飛ばし問題から、日本市場の透明性に疑問をもたれているようだ。でも、それはちと違う。飛ばしなんてそもそも古典的な手法で、後から後からでてくるように横行している問題だ。

日本以外だって、ギリシャだってデリバティブ使って飛ばしみたいなことしていたわけだし。フランスだってユーロ加盟時に年金使って怪しげな事をやっていた。

結局のところ、飛ばしをなくすことはできないだろう。苦しくなって自転車操業に陥った会社が高利貸しに手を出すのと同じで、株主や世の中からの叱責に耐えられない経営者は飛ばしに手を出す。

では少しでも減らす方法はあるのだろうか?損失に対しての叱責から経営者が受ける痛みが、今回のような事件の時に受けるペナルティを下回ることになれば、多少は減ってくるだろう。でも叱責で受ける苦痛はとてつもなく大きい。ペナルティは相当大きくないといけないだろう。

過去のペナルティを観てみれば、山一の件だって執行猶予がついているし、それならやっちゃうと思う。だって、犯罪者として責め立てられてつらいっていってもそれは巨額損失出したって一緒だし、そもそもばれなきゃいいのだ。

というわけで、きっと飛ばしを含む粉飾決算が減ることはないだろう。


でも発見を早めることはできるかもしれない。今回オリンパスでこの問題があぶりだされたのは、外国人経営者だったからという面があることは間違いがない。日本人同士の暗黙の了解で黙っていたものをぶちまけられた感じだろう。

その意味で外国人かどうかはおいておいて、外部からの風を経営にいれることがこれからの日本企業には必要になるのではないだろうか?

2011年11月8日火曜日

オリンパス問題から考えてみる

損失隠しで元会長「黙っていて申し訳なかった」http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111108-OYT1T00765.htm

以前の説明と異なる事実が判明ってw もとから損失の穴埋めじゃないかっていう指摘を受けていたと思うのだけど、取締役に名を連ねる人間が今の今まで気づきもしなかったっていうのはどうなんだろう?

まあ、仮にその通りだとして、ケイマンやら怪しげな会社やら介在していて、悪意やら犯罪の臭いがぷんぷんしている。

そういえば、ライブドアの社名が消えるというニュースが時を同じくして流れているけれど、今回のオリンパスの罪はライブドアの粉飾より、どう考えてもずっと重い。ライブドアの粉飾は所詮貸借対照表の資産に計上するか、利益に計上するかという違いだけで、お金がどこかに消えたわけではない。しかし、ライブドア件では月曜日に特捜が入り株価はだだ下がり、マスコミも連日血祭りに上げ、ライブドアは火だるまになってた。当時社長のホリエモンは今や塀の中。


デザインはこちら:
http://smalldesign.jp/?pid=32471014

オリンパスの会長やら、関係した取締役はきっちり裁かれるのだろうか?そこにいま一番興味がある。何せホリエモン以降、どんなに金額規模が大きく、悪質でも、上場企業の粉飾決済は罰金刑くらいで済んじゃってるのがほとんどだから。

2011年11月7日月曜日

Office for Mac

ちらっとAmazonをのぞいたら、Office for Macがまた安くなってるw1本かって、その後安く発売されたファミリーライセンスを購入したのだけど、またさらに安くなった様子。結構お得かも。

ファミリーライセンス(¥ 13,790 11/7現在)http://amzn.to/smnQJ3

1ライセンス(¥ 12,181 11/7現在)http://amzn.to/utAC1T

Windowsユーザが多いため、普通にOfficeを利用するという必要もあるということで購入するケースが多いかと思うけれど、他にもこんな機能が。

打ち合わせの際、会議内容を録音しておいて、後でそれを参照しながらメモを確認できるという機能。打ち合わせなどにかなり重宝するので、かなりのお気に入り。これに気がついたときには、なんて神機能だと思ってしまったw

はじめから安くしてくれればいいのにと思ったのは内緒ww

2011年11月4日金曜日

MacOSX Lionの3本指ジェスチャ

MacをOSX Lionにしてからトラックパッドのジェスチャで、3本指上下スワイプがMission ControlとExposéに割り振られて、ちょっと不便だなと感じてた。

というのも、Snow Leopardのときは、Firefoxでは3本指でcmd + ↓とかcmd + ↑と同じ動きをして、これにAutoPagerなどを組み合わせると、サクサクWebを読めてたし、Reederでも前の記事、次の記事への移動が3本指の上下で移動だったので、トラックパッドで閲覧が完結していた。

なにせ、情報をかき集めるときには楽だった!

とはいえ、OSが対応しないものはしょうがないとあきらめていたのだけど、昨日なぜか元に戻っていることに気づいた。リクエストが多かったのかな?

トラックパッドの設定から戻すことが可能になっていると思います。
結構便利な機能だったので、以前気に入っていた方は是非どうぞ!

2011年11月1日火曜日

Amazonの電子出版問題に思う

Amazonの電子出版にあたっての契約が国内出版社にとって厳しいということで、Amazonを指さして金切り声をあげている反対勢力がいるようだ。

「こんなの論外だ!」アマゾンの契約書に激怒する出版社員 国内130社に電子書籍化を迫る


でも、Amazonは自社にとって都合のいい契約を出してくるのは当然であって、出版社側だってカウンターオファーを出すことも可能だし、交渉が平行線だったら契約を結ばず、Amazonから出版しなければいいだけだと思うのだけど。iBookの方が条件いいと思えばそっちとだけ結ぶのもありだろうし。

作家との話し合いだってやればいいだけの話だ。そもそも絶版になって書籍からの印税なんて入ってこなかったのだから、作家だっておいしい話だ。一時金が払えないなら、売上から支払う契約にすればいいだけだと思う。

紙の書籍より安くするのが嫌なら契約結ばなきゃいいし。きっと業界の慣習でずっと仕事してきて、交渉なんてしたことがないのだろう。

ひろゆき氏はTwitterでこんな風につぶやいている。
引用:
 Hiroyuki Nishimura 

Amazonが電子出版の55%を取りたいって日本の出版社に言った話が、なんで「Amazonひどい」になるんだろう。嫌なら、Amazonに乗らなければいいだけ。Amazonの流通網を使いたいけど、金額は出版社に有利にしたいって駆け引きでしかない。


:引用ここまで
ほんと同意だ。

誰の幸せにもならないっていうのも嘘。少なくとも消費者は損しない。昔の書籍を古本屋巡りしたりしなくてもいいっていうだけでも大きな進歩だ。出版社や取次の都合でちょっと時がたった良書が書店にならばないっていうのは異常事態だ。
実際、英語での出版物はKindleで買っているし、ものすごく便利。世界で売れる出版物ならマーケットも広がると思うが。

印刷さえすれば取次からお金が入るから、その仕組みの上で自転車操業してた出版社なんかはどんどん淘汰されるだろうけど。


個人的にはAmazonやAppleでなくたっていい。Sonyだって、楽天だって、Googleだって。いい本に出会う機会が増えれば単純にそれだけで人生得だし、それが安く手に入るとなればなおうれしいっていうだけだ。

ノマド、難民になるなかれ

先日からTwitterのTLに日本には公衆の電源環境と解放されているWi-Fiが少なすぎるという議論があった。まさに同意で、海外の都市部であれば比較的このあたりは整備されている印象がある。

カフェはひとを呼べるという側面があるので、導入している店舗も多いけれど、回転率が悪くなるため、売上増に必ずしも直結するものではないらしい。

電源に関しては公共のスペースに有料で設置したっていいし、企業CMとともに設置してもいいのではないかと思う。有料の電源を設置したら都市部では重宝されないかな?

Wi-Fiに関しては匿名アクセスをどのように扱うかということも考えなければならないだろう。東京都がネットカフェで身分証を提示させるようにしたのはまさにこれだ。カフェで誰でもということになれば、この問題はでてくるかもしれない。これで及び腰になっているカフェなんかもあるかもしれない。

個人的には匿名アクセスによる被害のデメリットより、使う側の利便性を考えて解放するほうが社会にとってメリットがあるのかもとは思う。

ホテルであれば身分もはっきりしてる(ことになっているw)わけだし、Wi-Fiを解放してもいいのではないだろうか?実際外国人が多い宿ではWi-Fiが解放されていることが多い。

余談だけれど、先日名古屋の某ホテルに宿泊した際、Wi-Fi完備って設備紹介に書いてあったのにもかかわらず有線LANしかなかったホテルがあった。たまたま有線LANを使えるよう準備もしていたのでよかったけれど、iPadやiPodで接続しようと思っているお客だったとしたら大変だ。これだけiPadが売れているっていうニュースが流れているんだから、ホテル業界も他人の問題としてではなく考えてみて欲しいものだ。有線LANがあるなら追加投資金額もそんなに大きくない。

現在日本において、難民とならなず、安心してノマドをやろうとすれば、モバイルルータと予備バッテリー類は必須かもしれない。