2011年7月8日金曜日

ブラジル人の立場

砂糖、コーヒー、大豆などなど、ブラジルは農業大国である。砂糖やコーヒーの価格高騰がいわれているけれど、レアルが対ドルで高騰しているので、ブラジルの農家の実入り(レアル)は、いうほど増えていない。

砂糖やコーヒーはリーマンショックの後に、概ね、倍以上になってるけれど、レアルだって負けずに高騰しているから、円高に苦しむ日本の製造業と同じ状況になっている。

BRL/USDチャート

じゃあ、いまの砂糖とかコーヒーの価格がブラジル農家の生産意欲を刺激するような水準になっているんだろうか?

砂糖を作って輸出するのは、エタノールを作って国内で消費するのと比べて有利なのだろうか?
ブラジルでコーヒーの消費量がガンガン増えているけど、ブラジル国内で売るのと、輸出するのとどっちがいいんだろうか?

ブラジル人の立場に立ってみるとわかってくることもあるのかもしれない。

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