2011年9月23日金曜日

欧州発経済危機

今回のマーケットの暴落はまたひどいものがある。欧州発のユーロの問題だったものが、世界に波及してしまった。が、欧州の政治家達にはまだそれほどの危機感はなさそうに感じる。

このマーケットの雰囲気がとまるためにはどうなればいいのだろうか?

1.ギリシャデフォルト
これは必須だと思う。ガンは早く切除しなければならない。

2.ギリシャ以外の国への波及を抑える
ECBが国債を買い支えるということを強くアナウンスするとともに、実行も必要かもしれない。

EFSFの資金枠拡大などでヨーロッパが協調できればいいけれど、それは遅々として進まない欧州の政治状況をみるにメインシナリオとはなりにくい。

ヨーロッパの力だけではムリなら世界で協調して支援することも必要になるのかもしれない。

3.その他
1930年代に酷似している現在の状況では、どこかでヨーロッパとは限らず、世界のどこかで戦争が起きたりするかも。それはやめて欲しい。欧州共同体の起源からすれば皮肉だ。


このような感じだろうか?引き締めは橋龍のときの増税、緊縮財政のときが参考になるかもしれない。思いもよらないところで破綻が起きたりするかも。あのときも拓銀やら長銀やら山一やら。もちろん政治のせいだけじゃあないけど。

いずれにしても、危機のピークはいまではなさそうな気がしている。もちろん危機が頂点に達すれば、そこは投資の絶好のチャンスとなる。

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