2011年8月22日月曜日

CPI

米国のCPIが全然あがっていない。
ftp://ftp.bls.gov/pub/special.requests/cpi/cpiai.txt

これだけの金融緩和というか、ドルの大量印刷をしているというのに。他方、中国のCPIはずっと前年比5%を超えている。今月は6%オーバー。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22611920110809

基本ドルに連動していて、対ドルで徐々に切り上げている中国元。その中国でインフレ傾向は顕著。本来ドルよりインフレ率が低くてしかるべき。

これは矛盾している。どこかに嘘や間違いがひそんでいる。

米国のヘドニック法による補正が悪さをしているのが一因ではあるだろう。例えば、PCの性能があがれば、値段が下がったとして補正するアプローチのこと。
自分がドル圏にいくたびに、ビールの値があがり、食事の値があがり、ガソリンの値があがっているのは実感できる。実感としては確実にインフレ環境にある。もちろんバブルがぶっとんだ家などは値下がりしているがww

データ自体は嘘ではない(と思うw)が、嘘つきがデータをつくるときに、こんな矛盾が起きる。そこに投資のチャンスがあったりする。

0 件のコメント:

コメントを投稿