2012年11月13日火曜日

田中真紀子ww


大学不認可騒動で真紀子叩きが激しい。確かに個人の責任は大きいと思うし、認可を前提として準備を進めてきた関係者にとっては迷惑千万だろう。

しかし、個人叩きに終始している国会やマスコミはどうなのだろう?真紀子叩きをしたら日本の大学はよくなるのだろうか?ま〜た例によって個人攻撃のみ。田中真紀子大臣が辞任すれば学校がよくなるんだろうか(もちろん責任があるから辞任含めて責任を取る必要があるとは自分も思う)?

こんなことをやっているなら、理想の大学像を話し合った方がよい。田中真紀子大臣がいうとおり大学(というか教育機関すべて)のありかたを見直すことは絶対に必要なことだ。レベルの低下もそうだけど、経営が成り立たなくなる学校法人は今後増加してくることは間違いない。

学校法人のレベルを保つために参入への障壁をつくるというのもひとつのやり方だろう。お得意の護送船団方式って感じで。しかし、この方法がうまくいっていないことはここ20年近く問題を先送りしてきて明らかだろう。

であれば、経営がたちゆかなかったり、魅力がない大学が退場するルールを作った方が建設的だと思う。いま足りないのは規制緩和による新陳代謝だ。

その場合、学校が経営破綻等で退場する際に生徒を保護するスキームをつくっておく必要があるであろう。一定数の単位を認めるとか、生徒、学生の受け入れ先を事前に確保するとかやり方はいろいろあると思う。


しかし、学校を選ぶ側も学校の経営状態を気にする必要があるのも間違いない。ある程度の自己責任も問われるべきだ。

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