2013年11月3日日曜日

農業政策

Twitterのタイムラインに、日本の農業は高齢化している。でも日本の農業にテコ入れして自給率をあげても、原油の輸入が途絶えたら農業なんてできないんだから、他国と仲良くすればOKという書き込みがあった。

他国と正常に貿易する環境を構築することが必要なのはそのとおり。しかし、それと同時に日本の農業の近代化、大型化を進めて自給率をあげていくことも等しく重要である。

日本の農業が高齢化していて、数十年後にはいまの農家が生産できなくなってしまう可能性が高いのは間違いのないところ。なにせ平均年齢は60台後半。

しかし、米国、豪州も平均年齢は50台後半であって、仮にこれらの国で生産が減るような事態が起きた場合には、日本への輸出を行う余裕がなくなる可能性もある。

輸入はしっかりと行えるよう関係国との関係をしっかりと構築しつつ、日本国内の農業にもテコ入れを行っていくことが重要なのである。もちろん既存農家を保護するのではなく、新規参入を促し、大型化を進めていくことが望まれる。輸出を行えるレベルになることがひとつの目標であろう。

自給率を上げることと、円滑な貿易をすすめること。このどちらかが欠けてもいけない。どちらも必要なことである。

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